水道水 危険

水道水は危険なの?

日本の水道水は世界的にみれば安全で安心して飲める水と言えますが、これは水道法で厳格に水質基準が定められており細菌や雑菌による害の心配がないということです。

 

たしかに細菌や雑菌の心配がないという意味では安全性は高いと言えますが、浄水場でどんな処理をしているかを考えると、別の意味で安全とは言えない事がわかります。

 

水道水の原水は各地の河川や湖の水です。

 

これを取水口から採水して浄水場で殺菌、消毒、水質検査の上水道水として供給されます。

 

消毒には塩素(カルキ)が使われますが、これにより、雑菌や細菌はなくなりますが、逆にこの塩素消毒によってトリハロメタンという発がん物質が生成されるとされています。

 

水道水を飲んですぐに健康被害が出るということはありませんし、一生涯飲み続けても害のない程度に基準は抑えられているといわれていますが、やはり毎日口にするものですし、ましてや小さなお子さんや赤ちゃんに飲ませる水となると心配になるのが当然でしょう。

 

また、2011年3月の原発事故により空気中に拡散した大量の放射性物質は水道水に対する不安を増幅させています。

 

実際に東京都内の浄水場では放射性物質のセシウムが検出され、乳幼児用の水にはミネラルウォーターのペットボトルが配られるほどの騒ぎになったことは記憶に新しいところですね。

 

そうしたこともあって水道水は評判がよくないのですが、考えてみればこれほど過剰に消毒したり放射性物質が混入する不安に陥るのもすべて私たちが高度経済成長期以来便利な生活、効率性ばかりを追求してきた結果ともいえるでしょう。

 

電化製品や工業製品の普及と大量消費社会に伴い多くの電力を必要とされることで原子力発電所がその安全性もはっきりしないまま稼働されたり、工業排水が河川に垂れ流しにされることで水質は悪化しました。

 

その結果が水道水の不安と無関係ではないと言えないでしょうか?

 

すでに便利な生活を享受している現代人にとってはもう100年前の生活に戻すなどということは現実的に無理な話なのかもしれませんが、この便利な生活を手に入れる代わりに、基本的な健康的生活が脅かされているということを、人間が健康に暮らすために最も大切なものと言ってもよい飲料水の安全が遠い昔に失われてしまったということを厳粛に受け止める必要があると思うのです。

 

こうした事情を考えれば、「ウォーターサーバーってどれがいいの?」と思う方が今後も増えていくと思われますが、安心して飲める飲料水を確保するという意味では、ウォーターサーバーはとても便利なサービスと言えるでしょう。